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ユナイテッドで苦境にあるファルカオ、元代理人が「一緒に泣いた」と明かす

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 マンチェスター・ユナイテッドFWラダメル・ファルカオの元代理人が、同選手がいかに苦しい状況にあるかを明かした。ユナイテッドで批判を浴びるファルカオは、涙を流したという。

 今季、モナコから買い取りオプションつきレンタル移籍でユナイテッドに移籍したファルカオだが、期待されたほどゴールを決めることができず。出場機会も限られ、シーズン後の買い取りはないと言われている。

 ファルカオの最初の代理人であるシルバーノ・エスピンドラ氏は、スペイン『アス』のインタビューで、

「我々は多くのことを話した。彼が幸せだとは言えないね。我々は何度も話し、一緒に泣いた。簡単な状況ではない。どの選手もプレーしたいと思うものだし、FWなら誰だって得点を挙げたいからだ。普通のことだよ」

「今の彼はベストフォームを取り戻そうとしているところだ。私は彼に、どのFWにもあることで、良くない時期は誰にでもあると伝えた。偉大なストライカーたちにもあったことだとね。得点を挙げられないと、プレッシャーになるんだ」

 ひざの重傷でワールドカップも逃したファルカオだが、その影響があるのだろうか。また、同選手の全盛期は終わったとの声もあるが、エスピンドラ氏はどう考えているのだろうか。

「ケガはすでに過去のことだ。問題はプレーのインテンシティーにある。それがまだ最大限でないんだ。彼はそれを取り戻さなければいけない。再発への恐れが問題ではない。リズムを欠いているんだ」

「彼がゴールを決めたら、誰もが『ティグレ(虎)が戻ってきた』と言うだろう。だが、『ティグレ』は消えたわけじゃないんだ。彼がこういうことを経験するのは初めてだから、不思議な感じだよ。彼にとって新しい状況なんだ。必要なのは、ゴールを決めることだ」

 ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督との関係を聞かれると、エスピンドラ氏はこう答えている。

「彼からそれを聞いたことはない。彼は悲しんでおり、それは否定できないよ。彼は素晴らしいプロ意識を持つ。非常に難しい時期なのは確かだが、彼は何もないかのように毎日練習に励んでいる。だから、10分でも出場機会を与えれば、彼はできるだけの仕事をしようとするだろう」

 ファルカオの今後について、エスピンドラ氏は選手がチャンピオンズリーグ(CL)出場を望んでいると明かした。

「メディアは(ユナイテッドへの移籍が)間違いだったと言うだろうが、半年後に言うのは簡単さ。私は、彼が来季CLに出たいと強く願っているのを知っている。ユナイテッドがCLに出場するかは分からない。彼はCL出場を望んでおり、シーズン後に決めるだろう」

「彼は未来に関して非常に慎重だ。オファーについてはまったく話していない。彼はマンチェスターで調子を取り戻すことに集中しているからだ。彼を追っているクラブは常にあるだろう。でも、現時点ではすべて噂だ」

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