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記録更新間近のルーニーをたたえるホジソン「今の50ゴールは昔より難しい」

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 イングランド代表のロイ・ホジソン監督は、同国代表での歴代通算得点記録の更新に近づいているマンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニーを称賛し、現代のサッカーでゴールを量産するのは過去より難しくなっていると述べた。

 ルーニーはこれまでイングランド代表で46ゴールを記録。ボビー・チャールトン氏が保持する49ゴールの記録まであと3点と迫っている。

 今月行われるEURO2016予選のリトアニア戦およびイタリア代表との親善試合で、記録更新へ近づくことができるかもしれない。ルーニーを招集したホジソン監督のコメントをイギリス『スカイ・スポーツ』などが伝えた。

「1950年代の選手たちがいかに偉大だったかと語るのは簡単だ。だが私はそうすることはないし、今後もしないで済むことを願っている。サッカーは進歩してきたと理解しているからだ。現在の50ゴールは、1950年代、60年代、70年代の50ゴールより難しいと私は思う」

「過去にイングランド対エストニアやイングランド対リトアニア、イングランド対ラトビアといったカードがあればおそらく5点や10点は取れていただろう。今ではそういうチームは非常に組織されて守備を固めており、1点を奪うのも難しい。ウェインは非常に争いの激しい状況の中でゴールを決めてきた。そのことを強く誇りに思うべきだ」

 だが、ルーニーを含む現代の選手たちがチャールトン氏の業績に及んでいない部分もあるとホジソン監督は語る。

「だがそれでも、ボビー・チャールトンは我が国の生み出した最高の選手、あるいは最高の選手の一人と見なされ続けるだろう。彼はゴールを決めただけではなく、ほかに多くのことも成し遂げたからだ」

「彼はマンチェスター・ユナイテッドでも飛び抜けた選手だった。そしてもちろん、現在の世代のイングランド人が誰も成し遂げておらず彼が成し遂げたのは、ワールドカップの優勝メダルを手にしたことだ」


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