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ジェラードの心情を理解しようと努めるロジャース シュクルテルについては「故意に見えたかもしれないが…」

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 リバプールは22日、プレミアリーグ第30節でホームにマンチェスター・ユナイテッドを迎え、1ー2で敗れた。ブレンダン・ロジャース監督は、前半のパフォーマンスを嘆き、MFスティーブン・ジェラードの退場にも触れている。

 リバプールは14分に先制を許すと、前半の終盤に差しかかるまで、目立ったチャンスをつくれなかった。

 後半はスタートからジェラードを投入したが、1分もしないうちに相手の足を踏みつけて退場。10人になったリバプールは、勝ち点を得ることができなかった。

 ロジャース監督は試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』で次のように話した。

「スティーブンは、ロッカーで選手と自分自身に謝った。たぶん、フラストレーションがあったのだろう。彼は正直な男だ。前半の我々のプレーを見て、イライラしていたのだと思う。全然タックルにいっていなかったし、勝負していなかった。そして彼が入り、残念なことに退場した。チームはしっかりと整え、スティーブンは謝罪した。そして、我々は前に進んでいく」

「彼は、誰もが知っているように、10人で戦うことの難しさを知っている。だが、彼は素晴らしい人物であり、みんなと同じように失望している」

 この日はリバプールがスロースタートで、指揮官は「前半にはがっかりした」と語る。だが、後半については「素晴らしかった」と振り返った。それだけに前半のプレーが悔やまれるようだ。

 終盤には、DFマルティン・シュクルテルがユナイテッドGKダビド・デ・ヘアと衝突した。この場面では、シュクルテルが相手を踏んだように見えている。

「そのシーンは見た。彼はつま先でボールを触ろうと伸ばしたのだと思う。そしてGKが出てきた。スローを見ると、故意にいっているように見えるかもしれない。だが、マルティンはそういった選手ではない」

 この敗戦で、4位ユナイテッドとの勝ち点差は5となり、チャンピオンズリーグ出場権獲得から一歩遠のいた。

「5ポイントのビハインドだ。最後のストーク戦まで戦い続けるよ。良い形でシーズンを終えたい。前回のユナイテッド戦も負けているが、それを踏み切り板にしていく必要がある」


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