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新戦力への期待を語るコンテ 不調のチェルチは「前回の招集で良かったので…」

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 イタリア代表アントニオ・コンテ監督は、28日のEURO2016予選ブルガリア戦および31日のイングランド代表との親善試合に向けて招集した選手たちへの期待を語っている。イタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』などが指揮官の会見でのコメントを伝えた。

 今回の2試合に向けてはサンプドリアFWエデル、パレルモMFフランコ・バスケス、エンポリMFミルコ・ヴァルディフィオーリの3人が初招集。アルゼンチン出身のバスケスの起用法については次のように述べた。

「(パレルモ監督のジュゼッペ・)イアキーニと話をして、彼は本来FWで、自分をトップの選手だと感じていると聞いている。今はトップ下で使われて、思いどおりの場所に自由に動くことを許されている」

「我々には我々のシステムがあり、FWはある一定の動きをしなければならない。だが、見たいと思っているから呼んだという基本はいつも変わらない。私が判断することだ」

 今季28歳で初めてセリエAに上がってきたヴァルディフィオーリは遅咲きの代表選手となった。

「ヴァルディフィオーリは招集にふさわしかった。彼は長い下積みをしてきたが、私がセリエBで指揮を執っていたときから良い選手だと思っていたし、Aでも力を証明してみせた」

 一方、1月のミラン加入後も先発での出場機会が乏しく、復活を果たせていないMFアレッシオ・チェルチも招集されている。

「チェルチは、たとえば1対1のように、ほかの選手たちがあまり持っていない特徴を持っている。とはいえ、昨年は素晴らしいシーズンを過ごしたが、アトレティコ(・マドリー)ではプレーできず、ミランでもあまりプレーしていない」

「前回招集したときには良いプレーをしてくれた。だからこそ今回も招集している。それと同じことを保証してくれるのであればチームに残り続けるだろう」

 7月にかかとの手術を受けて以来長期の離脱を強いられ、今月に入ってユベントスで復帰したばかりのDFアンドレア・バルザーリもすぐに招集を受けた。

「3年間指導していたし、彼のことは分かっている。回復したことをうれしく思っているよ。1カ月あまり前からプレーできる状態になっていたが、1週間で3試合をこなして状態が確認できた。彼は最も優れたイタリア人DFの一人だと私はずっと思っている」

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