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現役引退も頭をよぎったと明かすバルザーリ、イタリア代表はEURO2016で引退

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 イタリア代表DFアンドレア・バルザーリが24日に会見し、長期離脱中に現役引退も考えたと明かした。また、EURO2016を最後にイタリア代表から引退するとも語った。

 右足かかとの骨折で開幕から離脱が続き、3月にようやく復帰を果たしたバルザーリは、プロとしてサッカーを続けることができないと思う時期もあったそうだ。『スカイ・スポーツ』などイタリアメディアがコメントを伝えている。

「非常に難しい時期を過ごした。浮き沈みがあったんだ。起きたときに痛みで狂いそうになったり、トイレに行くのも苦労したことだってあったよ。でも、次の日になると良くなっているんだ。精神的にすごく難しかった。最悪も考えた。痛みからもうプレーはできないんじゃないかと思うこともあったよ。引退しなければいけないかもしれないと思った」

「自分がチームから外れていると感じたときもあった。すべてが恋しかったよ。人生にはもっとひどいこともあるけど、とにかくつらかった。最悪だったのは9月中旬だね。疲労骨折で3、4か月は完全離脱となったんだ。崩れ落ちるんじゃないかと思った。でも、2日後にはリハビリを再開したよ。幸いなことに、今僕はここにいる。代表に復帰できてうれしいよ」

 無事に復帰を果たし、代表にも戻ってきたバルザーリは、EURO2016出場を目指している。彼にとってはこれが代表での最後の舞台となるようだ。

「目標はEURO出場だ。それで代表でのプレーを終えると思う。35歳になるからね。(ジャンルイジ・)ブッフォンや(アンドレア・)ピルロ以上のものは、僕にはないよ。それに、イタリアは若返りが必要だ。(ダニエレ・)ルガーニや(アレッシオ・)ロマニョーリみたいな若手のタレントを信頼している」

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