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セレソンよりアッズーリを選んだエデル 「スタイルがより適している」

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 サンプドリアFWエデルがイタリア代表デビューを振り返った。ブラジル代表からの招集を待つよりも、イタリアを選んだという同選手は、プレースタイルもセレソンよりアッズーリにより近いと話している。

 EURO2016予選のブルガリア戦でイタリアを敗北から救うゴールを決め、見事な代表デビューを飾ったエデル。ブラジル代表のドゥンガ監督は、エデルをチェックする予定だったと明かし、「セレソンでプレーしたければ待てるようでなければいけない」と話している。

 だが、エデルはブラジルメディアでこれに対し、次のように述べた。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「その話は聞いていたし、代理人の耳にも入っていた。でも、僕は待ちたくなかった。招集されるかどうかもわからなかったし、僕はイタリアを選んでいたんだよ」

「僕のスタイルはブラジルよりもイタリアに適している。ブラジルに帰国してリーグ戦を見ると、自分は合っていないと思うんだよ。イタリアはより戦術的だからね。僕のプレースタイルは、セレソンよりアッズーリにより合っていると思う」

 ブラジル出身のエデルやアルゼンチン出身のMFフランコ・バスケスが招集されたことに、インテルのロベルト・マンチーニ監督は「その国で生まれた選手が代表に値する」と異論を唱えた。だが、エデルは以前からイタリア代表への想いがあったと話している。

「2010年にパスポートを取得してから代表招集を信じるようになった。これほど早く呼んでもらえるとは思わなかったけどね。本当にうれしかった。(ロベルト・)バッジョや(フランチェスコ・)トッティのおかげで、子供のころからイタリア代表のことは知っていたんだ。イタリアには素晴らしい歴史がある」

「招集されてすごく感動したよ。チームメートたちもすぐ、ここが家だと感じさせてくれた。国外出身選手の招集に関する議論に終わりはないだろう。僕は10年前からイタリアにいるし、この代表のためにいつも100%を尽くす。国歌も覚えるよ」

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