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ドッセーナ、警察の対応に不満 「テロリストのように扱われた」

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 元イタリア代表のDFアンドレア・ドッセーナが、「テロリストのように扱われた」と不満を吐露した。

 過去にナポリやリヴァプールでプレーした33歳のドッセーナは現在、イングランド3部に相当するロンドンのレイトン・オリエントでプレーしている。同選手は今月、老舗百貨店ハロッズで万引きをした疑いで警察に捕まった。

 そのときのことを、ドッセーナがイタリア『コッリエレ・デッロ・スポルト』で次のように話している。

「ハロッズから5分のところに住んでいるんだ。妻のデボラと息子のロメオと一緒に出かけて、レジで支払いを済ませた。なぜかは分からないけど、そのときに肉と蜂蜜がバッグにあったことに気づかなかったんだ」

「テロリストにやるかのように止められた。なぜそうされたか分からなかったし、何が起きているのかさっぱりだったよ。自分たちが何の間違いをしたかも分かっていなかったからね」

 身分証の提示を求められ、さらに問題はふくらんだ。

「家に置いてきていたからなかったんだ。それで警察署に連れて行かれた。夜の10時半までね。2歳半の子供がいるのにもかかわらずだよ。子供にはリズムがある。ご飯を食べる時間も決まっているのに、何も食べることができなかった。子供に対してこういった扱いは馬鹿げているよ」

 ドッセーナはこの事件を真実とは異なる形で報じたタブロイドに不満を抱えており、法的措置をとることにしたそうだ。

「そうすることが適切だと思う。僕と家族のイメージにかかわることだ。ひどく不快な思いをした。今は落ち着いているけど、これが報じられたことはフェアじゃないと思う。プライバシーもなければ、リスペクトもない」

「事件のことを知りもしないくせに書かれることがある。デボラとロメオが関与しているかのようにされたけど、実際は僕がうっかりしていただけだ。そして、『ドッセーナは泥棒だ』と、ロレックスでも盗んだかのような見出しにされるんだ」

 それでもドッセーナは、ロンドンでの生活に満足していることも付け加えている。
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