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クロップの退任を惜しむバイエルンCEO 「ブンデスリーガは彼が恋しくなるだろう」

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 バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、今季限りでドルトムントを退団するユルゲン・クロップ監督の決断を惜しんでいる。28日にアリアンツ・アレーナで行われるDFBポカール準決勝ドルトムント戦の前に、直接ねぎらいの言葉をかけるという。

 昨季までの数シーズン、タイトルを争うライバル同士だったバイエルンとドルトムントだが、今季は大きな差がついた。開幕からブンデスリーガで首位を快走し、チャンピオンズリーグ(CL)でもベスト4に勝ち進んだバイエルンに対し、ドルトムントはブンデスリーガで一時は降格の危機に陥り、CLはすでに敗退している。

 ルンメニゲCEOは、クロップ監督率いるドルトムントとの最後の対戦に向けて、次のように語った。

「いろいろとやり合ったりもしたが、私は常にドルトムントを、特にサクセスストーリーの中心人物であるクロップ監督を尊敬していたよ。あの頃のドルトムント戦では、常に熱戦が繰り広げられてきた。彼がドルトムントを去るのは本当に残念だ。今後の幸運を祈りたい。火曜日に、せめて花束を渡すつもりだよ」

 ルンメニゲCEOは、プレミアリーグ行きの噂が伝えられる同監督が不在となる穴は、ブンデスリーガにとっても大きな損失だと考えている。

「我々は感情にあふれた時期を過ごしてきた。2012年頃には、お互いに苛立っていたこともあったよ。でも対戦するときは常に、両チームが敬意を払っていた。ドイツを去ることになれば、ブンデスリーガは彼が恋しくなるだろう」

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