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スペインサッカー選手協会会長:「リーガ最後の2節が失われる可能性はある」

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 リーガ・エスパニョーラ第37節、最終節でストライキを起こす意思を表明したスペインサッカー選手協会(AFE)のルイス・ルビアレス会長が、スペイン『マルカ』とのインタビューで現在の状況を説明している。

 スペイン政府が可決したリーガ・エスパニョーラのテレビ放映権一括販売の法令に異議を唱え、ストライキを決行する考えを表明したAFE。ルビアレス会長は、今回の行動が正当なものであることを強調している。

「一つの手段を講じるときには、誠実な姿勢によってそうするものだ。今回の法令は我々に深刻な被害を与えるものなんだよ。我々は法令に反対しているのではなく、それが改善されることを望んでいる。法令には賛同するが、我々の権利を迫害することがないよう求めているんだ」

 スペイン政府のソラジャ・サエンス・デ・サンタマリア副首相はAFEの表明を受け、「すべての組織がコンセンサスを取り、問題が解決されることを願います」と発言したが、ルビアレス会長はその言葉を大きな後押しと捉えている模様だ。同会長はスペインプロリーグ機構(LFP)、スペイン政府のスポーツ上級委員会(CSD)と合意できることに期待を寄せている。

「素晴らしい存在なのは副首相だよ。彼女は見事な判断基準を持ち、我々が合意に至ることを願った。我々AFEの扉は開かれており、話し合いに臨む用意がある。彼女は『コンセンサスを取ること』と話したが、我々は最初からその言葉を使い続けてきた。つまりは、コンセンサスが取れた法令の可決だよ。我々には彼ら(LFP&CSD)と話し合う考えがあり、合意に至ることを信じている」

 一方LFP、CSDと合意に至らない場合には、第37節と最終節が永久に開催されることなく、第36節で今季のリーガが終了する可能性を示唆した。

「RFEF(スペインサッカー連盟)はそうなることを避けようとしているが、もちろん可能性は存在する。最後の2節を取り戻せない可能性はね」

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