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ミラン連敗ストップ、6戦ぶり勝利!本田は2アシストでローマ撃破に大貢献!!

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[5.9 セリエA第35節 ミラン2-1ローマ]

 セリエAは9日、第35節を行った。ミランはホームでローマと対戦し、2-1で勝利した。本田圭佑は右FWで3試合連続で先発出場すると、前半40分と後半14分にアシストを記録。連敗を3で止め、6試合ぶりの勝利に大きく貢献した。

 連敗中のミランだったが、この日は本田を中心に序盤から積極的なプレーを見せた。前半13分の本田のボレーはGKモルガン・デ・サンクティスの好セーブに阻まれる。同18分の本田のミドルシュートも枠を捕えることはなかったが、可能性を感じさせるプレーを続けた。

 すると前半40分、本田が右サイドをドリブルで持ち上がると、中を十分確認してラストパス。走り込んだMFマルコ・ファン・ヒンケルが押し込み、ミランが先制に成功した。本田のアシストは昨年9月28日のチェゼーナ戦以来となった。

 後半に入ってもミランのペースは変わらない。そして後半14分、右サイドから本田が上げた右足クロスにFWマッティア・デストロが頭で飛び込み、リードが2点に広がった。今季初の1試合2アシストを記録した本田は、同17分にも右サイドから決定的なクロスを送るが、飛び込んだMFアンドレア・ポーリにはわずかに合わなかった。

 2点を追う展開となったローマは、後半25分にFWフランチェスコ・トッティと投入。すると3分後の28分、エリア内でFWフアン・マヌエル・イトゥルベがMFナイジェル・デ・ヨングに倒されPKを獲得。これをトッティが決めて、1点差に迫った。トッティはこれでセリエ通算PK得点が68ゴール目となり、ロベルト・バッジョ氏の持つセリエA記録に並んだ。

 ただミランはこれ以上得点を与えることはなかった。本田ら攻撃陣も前線からの守備を怠らない。最後まで集中力を切らさなかったミランは、連敗を3で止め、4月4日のパレルモ戦以来となる6戦ぶり勝利を挙げた。


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