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ジェラード、チェルシーファンからのスタンディング・オベーションに苦笑い 「一瞬だけ敬意を見せてくれた」

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 10日に行われたプレミアリーグ第36節でリバプールチェルシーと対戦し、1-1で引き分けた。MFスティーブン・ジェラードは、敵地スタンフォード・ブリッジのファンに複雑な感情があるようだ。

 チェルシーファンは、来シーズンからロサンゼルス・ギャラクシーに加入することが決まっているジェラードが交代する際、スタンディング・オベーションを送った。

 しかし、リバプール主将は長い間チェルシーの敵だった。昨シーズンの終盤戦、優勝を争っていたリバプールは、チェルシー戦でジェラードが足を滑らせて失点したことで、アンフィールドで敗れてしまい、優勝から遠ざかっている。

 この日のチェルシーサポーターは、“スリップに注意”と書かれた紙を用意し、ジェラードを野次った。

 試合後、イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューでチェルシーファンからの拍手について問われたジェラードは、少し苦笑いを浮かべながらこのように答えている。

「チェルシーファンは、一瞬だけ僕へのリスペクトを見せてくれたね。でも一日中ひどい扱いだったよ。スタジアムでスタンディング・オベーションされるのはいつだって素晴らしいことだ。でも、より大事なのはリバプールファンからのサポートだよ。最初からずっと支えてくれたからね」

 2試合連続でゴールを決めたジェラード。次節クリスタル・パレス戦は、本拠地アンフィールドでのラストゲームだ。


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