チェルシーMFオスカルは、シーズン終了後に行われるコパ・アメリカのブラジル代表メンバーから落選した。チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、これが本人のプラスになると考えている。

　オスカルは太ももの負傷の影響でブラジル代表メンバーから落選した。チェルシーでも、ベルギー代表MFエデン・アザールの華々しい活躍の陰に隠れ、シーズン終了後の移籍が噂されたこともある。

　2012年夏にチェルシーにやってきたオスカルは、同年はロンドン五輪、2013年はコンフェデレーションズ杯、2014年はブラジルW杯と、いずれも代表チームの活動によって、チェルシーでの十分なプレシーズンを過ごすことができなかった。だがケガの功名と言うべきか、来季開幕前のプレシーズンはチェルシーでしっかり準備ができるため、モウリーニョ監督は大いに期待しているようだ。

「オスカルはこれまでプレシーズンをクラブで過ごすことができなかった。だがケガでコパ・アメリカを欠場したことによって、来季は可能だ。来季のオスカルは、今季のアザールと同じように進化できる」

　またモウリーニョ監督は、今季のチームに寄せる信頼も口にした。チェルシーはGKペトル・チェフに移籍の噂があるなど、今後の動向が注目されている。

「私が第一に望むのは、現在の選手たちをキープすること。昨季はほかの選手を買うために、数人の選手が去っていったが、今季は現在のチームをベースにすることができる。幸せなことだ」

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