ブラジル代表DFダニエウ・アウベスは、バルセロナからの契約延長オファーを受け入れ、この数週間で新たな契約書にサインをする見込みだという。

　現地報道によると、今シーズン限りで契約満了を迎えるダニエウ・アウベスは、バルセロナが最初に提示した単年契約を拒否していた。この契約は1年契約で、毎年60%以上の試合に出場した場合、その後2シーズンは契約が延長されるオプションが付いていた。

　ダニエウ・アウベスの代理人であるディノラ・サンタ・アナ氏は、4月9日に記者会見を行い、選手自身がクラブのスタンスにショックを受け、近いうちにクラブを離れることにショックを受けていたとコメント。さらに、他クラブから3年契約で、より良い金額のオファーがあることも示唆していた。

　それでも、ダニエウ・アウベスはバルセロナに残ることを希望し続けていたとされている。家族が快適に過ごしていることに加え、近いうちにバルセロナ市内にブラジル料理店もオープンする予定であることが、その理由だと報じられている。

　クラブが新たなオファーを出した理由については、リーガ・エスパニョーラ制覇に近づき、欧州CLでも決勝進出に近づいているチームの中で、ここ数か月のダニエウ・アウベスのパフォーマンスが良かったこと。また、2016年1月まで補強を禁じられているチームが、32歳となった今も世界有数のサイドバックであり続けているダニエウ・アウベスの代役を探すことが難しいことが挙げられている。

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