[5.17 リーガ・エスパニョーラ第37節 A・マドリー 0-1 バルセロナ]

　リーガ・エスパニョーラは17日、第37節を行い、3位のアトレティコ・マドリーのホームに乗り込んだ首位のバルセロナが1-0の完封勝利を収め、2シーズンぶり23度目のリーガ制覇を決めた。

　2位R・マドリーとの勝ち点差4で首位につけるバルセロナは、アトレティコに勝てば自力で、たとえ引き分け以下に終わっても同時刻キックオフのR・マドリーの結果次第で優勝が決まる状況でこの一戦を迎えた。しかし、最初に決定機を作ったのはホームのアトレティコだった。前半8分、MFコケのCKをDFホセ・ヒメネスがニアサイドでヘッドで合わせたが、GKクラウディオ・ブラーボに左手1本で弾き出されて先制点を奪うには至らなかった。

　対するバルセロナも同11分にFWネイマールのパスからFWリオネル・メッシがシュートまで持ち込むが、GKヤン・オブラクの正面を突いた。前半34分には右サイドで得たFKをメッシが直接狙ったがクロスバーを叩き、さらに同45分にはDFダニエウ・アウベスが強烈なミドルシュートでゴールを脅かしたがオブラクに弾き出されるなど、前半はスコアレスのまま折り返すこととなった。

　後半もなかなかスコアが動かない時間帯が続いたが、後半20分にバルセロナのエースが試合を動かす。ネイマールとのワンツーでPA内に侵入したメッシが、相手DF数人に囲まれながらも左足のシュートでネットを揺らしてスコアを1-0とした。

　先制に成功したバルセロナは後半26分に、メッシのパスからフリーになったネイマールが決定機を迎えるが、シュートは大きく枠を外してしまう。その後は両チームともにゴールを狙ったものの、同45分のメッシの直接FKがオブラクに阻まれるなどスコアは動かず。メッシの1点を守り抜いたバルセロナが1-0の完封勝利を収め、2シーズンぶり23度目の優勝を決めた。

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