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3冠王手のアッレグリはCL決勝へ「この夢を育めるか、現実にできるか…」

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[5.20 コッパ・イタリア決勝 ユベントス2-1ラツィオ]

 コッパ・イタリアの決勝がローマ・オリンピコで行われ、ユベントスがラツィオを2-1で下した。延長前半7分にFWアレッサンドロ・マトリが奪ったゴールが決勝点。ユベントスは1994-95年シーズン以来、20年ぶり10度目のコッパ・イタリア制覇を飾り、セリエAとの2冠を達成した。

 試合後、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督のコメントを『Rai』が伝えている。「フィジカル面でも技術面でも、互いに良いプレーが出た試合だった。サッカーはこういうもの。相手はポストに嫌われる場面が2度もあった。我々はゴールを決めた。セリエAに続き、コッパ・イタリアも制するのは簡単ではなかったが、優勝できて満足している」と指揮官は微笑んだ。

「我々には厳しいシーンはあったが、選手たちは試合に踏みとどまった。我々は素晴らしいチームであると、示すことができたんだ。前半のラツィオは、とてもアグレッシブだった。我々は大きなピンチを迎えたね。でも、後半は我々が上回った」

 4連覇を達成したセリエAに続いて、20年ぶりのコッパ・イタリア優勝となった。6月6日に控える欧州CL決勝・バルセロナ戦を制すれば、3冠達成となる。決勝の地・ベルリンへ思いを馳せた指揮官は「この夢を育めるか。現実に出来るか……見てみようじゃないか」と語った。


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