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シャルケとの接触を認めるベルギー代表監督 「様子を見よう」

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 来季は内田篤人の指揮官となるのだろうか? ベルギー代表を率いるマルク・ビルモッツ監督は、シャルケからコンタクトがあったことを認めた上で、ベルギーサッカー連盟との契約解除条項について言及した。

 2012年にベルギー代表指揮官に就任し、チェルシーMFエデン・アザール、ボルフスブルクMFケビン・デ・ブライネ、エバートンFWロメル・ルカクなどのスター選手を擁するチームを率いているビルモッツ監督。昨年のブラジル・ワールドカップではベルギーを7大会ぶりに準々決勝まで導き、国内でも多くの支持を受けている。

 そんなビルモッツ監督が、現役時代にUEFAカップやDFBポカールを制覇し、キャリアにおいて最大の栄光をつかんだシャルケへの復帰を検討しているようだ。28日に行われたベルギー代表トレーニングキャンプの会見で、自身の去就について次のようにコメントした。ドイツ『シュポルト1』など複数メディアが伝えている。

「私はクラブ(シャルケ)に、次の2試合に集中したいと話したんだ。その後は様子を見ようじゃないか」

 ビルモッツ監督はベルギー連盟と2018年までの契約を結んでいるが、わずか100万ユーロ(約1億3500万円)とされる額で行使できる解除条項が盛り込まれていると報じられていた。これについても本人が「いつでも行使が可能」と語り、事実であることを認めている。

 来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃し、ホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)をはじめとする幹部に批判が集まるシャルケは先日、ロベルト・ディ・マッテオ監督の退任を発表した。クラブの英雄である現ベルギー監督の招へいが実現すれば、周囲の不満が一気に解消されると言われているが、果たして現実味はあるのだろうか。

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