30日に行われたコパ・デル・レイ決勝で、スペイン国歌が流れている最中のブーイングが問題となっている。

　カンプ・ノウで開催された今シーズンのコパ決勝では、バルセロナがアスレティック・ビルバオを3-1で下した。

　試合前に国歌が流れたとき、大きなブーイングがスタジアムを包んでいる。スペイン政府スポーツ上級委員会のミゲル・カルデナル委員長は、今回の決勝でブーイングが吹かれた場合、処分を下す可能性があることを示唆していた。

　報道によると、国歌のときのブーイングは119デシベルを記録した。これは、飛行機の離陸時の音や、ロックミュージックのライブと同レベルとのことだ。

　スペイン政府は、今回起きたことについて声明を出し、正式に非難。6月1日に反暴力委員会による会議を行い、今回の件について処分を決定する方針を明かしている。

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