バルセロナDFダニエウ・アウベスの代理人は、今夏の移籍に向けてミランと接触していることを認めつつ、ほかにもオファーが届いていると述べた。

　今月でバルサとの契約が満了するD・アウベスは、6日に行われたチャンピオンズリーグ決勝の試合後に、「イタリアからオファーがある」「ミランでプレーしたい」とコメント。イタリアへの移籍の可能性を示唆していいた。

　本人はオファーがミランからのものだと明言はしなかったが、ミランとの接触があるのは事実のようだ。代理人のジノラ・サンタナ氏は、イタリア『tuttomercatoweb』に次のように語った。

「確かに、ミランとのコンタクトがあったことは認められる。だが、今は待たなければならない。ダニと直接話をして、どうなるかを一緒に検討することが必要だ」

「彼を欲しがっているのはミランだけではない。ほかにも複数のオファーが届いているが、明かすつもりはない。ただ付け加えられるのは、これから物事がどう展開するのか待つしかないということだ」

　バルサはD・アウベスに対して契約延長のオファーを出しており、ジョルディ・メストレ副会長が「一刻も早く決断してほしい」と話すなどしびれを切らしつつある様子を見せている。だが代理人の発言によれば、決断にはもう少し待つ必要があるのだろうか。

---

●リーガ・エスパニョーラ2014-15特集