移籍の可能性が浮上しているユベントスFWカルロス・テベスは、どこに向かうのだろうか? 候補の一つとされるパリSG(PSG)は、好条件での獲得を目指しているようだ。

　昨季セリエAで20得点を挙げ、チャンピオンズリーグ決勝進出にも貢献したテベスだが、今季限りで退団するとの噂が絶えない。母国アルゼンチンのボカ・ジュニオルス行きのほか、ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニと入れ替わる形でのPSG加入の可能性もあるとされる。

　そんな中、ユーベとの契約が2016年夏まで残っているテベスに対し、PSGは年俸850万ユーロ(約11億8000万円)での複数年契約を提示しているという。年俸にはボーナスが含まれており、最大で900万ユーロ(約12億5000万円)まで上昇するとみられる。だがユーベ側には、同程度の条件を提示する用意がないようだ。

　ユーベのゼネラルマネジャー、ジュゼッペ・マロッタ氏は以前、テベスと契約について「彼が進む道なのだから、(彼の決断を)尊重するつもりだ。我々の関係には何の問題もない。残留する可能性はとても高いだろうが、何パーセントかは言えない」とコメントしている。昨季のユーベには不可欠の存在だったテベスは、来季も同じユニフォームを着るのだろうか。

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