バルセロナからアル・サッドへ移籍を果たしたMFシャビ・エルナンデスが3冠祝勝パレードでの出来事について語った。スペイン『マルカ』が報じている。

　8日に行われたバルセロナの3冠祝勝パレード。ゆっくりと進むバスの上に腰をかけていたシャビだったが、下方から近づいてきたFWネイマールが足元にまとわりつき、DFダニエウ・アウベスに引き摺り下ろされそうになった。

　固辞するシャビを見て、アウベスは途中で断念するも、ネイマールはシャビの足元へしつこく手をかけた。しびれを切らしたシャビはネイマールの顔を突き飛ばし、拒否されたブラジル代表FWは大声で何かを訴えながら場を去っている。追い払うのに成功したシャビは人差し指を横に振る仕草もみせた。

　11日に行われたアル・サッド入団会見でネイマールとアウベスを突き飛ばした一件について聞かれたシャビは「彼らはバスに乗っているのにも関わらず、僕のことを押して、靴を脱がせようとしたんだ。浮かれすぎるなよと彼らには注意した」と説明。

「パレードはファンのためのものなんだ。3、4杯のビールを飲むのは構わない。それでもパレードはファンへ向けての感謝を示すもので、バカ騒ぎするのが目的じゃない」

　お祭り騒ぎが大好きなセレソンコンビを諭したシャビ。最後までバルサのキャプテンとして、振舞っていた。