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フィーゴの“禁断の移籍”を例に?バルサ会長選立候補者がS・ラモスと接触か

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 会長になるためには、“禁じ手”もいとわない? 7月18日に行われるバルセロナの会長選を前に、ある立候補者が宿敵からの選手引き抜きを画策しているという。スペイン『スポルト』が報じた。

 バルセロナ会長の座を狙うある立候補者は、レアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスの側近と接触。オファーを出す意向であることを伝えた模様だ。S・ラモスとマドリーのフロレンティーノ・ペレス会長の不和を把握しつつ、2000年にバルセロナからマドリーに移籍した元ポルトガル代表MFルイス・フィーゴのオペレーションを"逆"再現させる考えだとされる。

 S・ラモスのバルセロナ移籍は、実現ほぼ不可能だと見られる。しかしながら、S・ラモスが1年半の間契約延長を交渉を続けていることで、同選手の代理人と側近がバルセロナからのオファーをペレス会長にプレッシャーを与える要素として使う可能性があるという。

 S・ラモスは、マドリーに年俸の増額を要求しているとみられる。現在500万ユーロの年俸を受け取るスペイン代表DFだが、その倍額を求めている。しかし、ペレス会長がなかなか首を縦に振らないので、S・ラモスと会長の関係は悪化しているといわれる。また、S・ラモスはカルロ・アンチェロッティ前監督の解任に不満を抱えており、そのこともペレス会長との関係悪化に拍車をかけているようだ。

『スポルト』では、現時点でこの立候補者の名前は明かされていない。2003年に会長選に立候補したハウメ・ジャウラド氏がマドリーGKイケル・カシージャスの名前を挙げ“公約”に利用した経緯があるが、今回の会長選ではS・ラモスに白羽の矢が立っている。

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