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デパイの活躍を疑問視するクーマン「簡単ではない」

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 マンチェスター・ユナイテッドは先日、PSVからオランダ代表FWメンフィス・デパイを獲得したことを正式発表した。デパイはオランダ代表時代の恩師ルイス・ファン・ハール監督と、再びともに戦うことになったが、同じオランダ人でサウサンプトンを率いるロナルド・クーマン監督は、活躍できるかどうかを疑問視している。

 ユナイテッドは21歳のデパイ獲得に移籍金2230万ポンド(約43億円)を支払い、4年+1年の延長オプションという好条件で契約を結んだ。クーマン監督は自身の見解を元に、これが過大評価だと考えているようだ。

「かなりのお金を費やしたね。だが、彼は全試合にはプレーできないだろう。私がイングランドでの経験で学んだのは、オランダ人選手がプレミアリーグでトップレベルに到達するのは簡単ではない、ということだ。若い選手は、(プレミアリーグの)38試合すべてでプレーすることはできない」

「それに私はもう一つ、オランダ人の若手選手の欠点が分かっている。プレミアリーグのほかの若手選手を見ていて気付いたのだが、彼らはコミュニケーションを取らないんだ。常に1人で行動していて、スマートフォンに釘付けなんだよ」

 PSVとオランダ代表の後輩であるデパイに対する、クーマン監督の厳しい見方が伝わってくる。ただ、デパイをよく知っているファン・ハール監督の下であれば、状況は違うとも考えているようだ。

「ファン・ハールはデパイのことをよく知っている。落ち着いてプレーするのは難しくないだろう」

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