かつてアーセナルで活躍した元スウェーデン代表MFフレドリック・リュングベリ氏は、古巣にユベントスMFアルトゥーロ・ビダルの獲得を推薦している。

　昨年以来マンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性が盛んに報じられていたビダルだが、ここのところアーセナル移籍の噂もささやかれている。チリ代表でともに戦うFWアレクシス・サンチェスとチームメートになる可能性もあるのだろうか。

　日本の清水でもプレーしたリュングベリ氏は、『sport360.com』によるインタビューで古巣の補強の見通しについて次のように語った。

「ビダルについて少し噂があるが、彼は素晴らしい選手だ。ボールを失うと怒りを見せるようなところが気に入っているよ。そういうタイプの選手はクラブ(アーセナル)にとって素晴らしい存在になるだろうね」

「サンチェスを見てみるといい。南アフリカW杯の後にも、私はウディネーゼにいた彼を(アーセナルに)欲しいと言っていたよ。技術があるけど、同時にハードワークもする選手だ。スピードもある。ボールを失っても諦めないんだ。そういう姿勢を見たいね」

　リュングベリ氏らが活躍した時代以来、11年間リーグ優勝から遠ざかっているアーセナルだが、再びタイトルを争うことは可能だと同氏は主張した。

「プレミアリーグのタイトルに挑戦できることを期待しているよ。今は再び始まっていると感じられる。サンチェスを獲得したし、その前の年には(メスト・)エジルも獲得した。少しお金を使い始めている」

「1年か2年後には、どの相手とも戦えるようなメンバーになっていると思う。1人か2人を加えればさらに強いチームになれる。そこに近づいているんだ。今後の数年を本当に楽しみにしているよ」

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