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3度の変更も…またも電話番号晒されたスターリングへ3200件以上の中傷メッセージ

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 移籍騒動の渦中に置かれているリバプールMFラヒーム・スターリングだが、携帯電話の番号がネットに晒され、約3200件以上もの中傷メッセージが届いたという。英紙『ミラー』が報じた。

 ブレンダン・ロジャース監督との不仲も囁かれ、リバプールの提示した新契約へのサインを拒んだスターリング。8日の練習を“病気”で休んでおり、9日の練習も欠席するようだ。またクラブのプレシーズンツアーにも不参加を要請したという。

 『ミラー・スポーツ』によると、8日の朝にはスターリングの自宅へ怒ったファンがやってきて、脅迫まがいの行為を行ったという。また同日未明にはスターリングの携帯電話の番号がネット上にさらされたため、朝にスターリングが目を覚ますと約3200件以上もの中傷メッセージが携帯電話に届いていた。

 過去にも同様の件に悩まされたスターリングは3度も番号を変えているというが、その度にネット上へ番号をリークされており、同紙は「悪質なクラブ関係者の仕業と考えてしまうのは無理もない」と伝えている。

 リバプールは選手を引き止める意向だが、スターリングはロジャース監督の下でプレーしたくないと明言しており、同監督のいるツアーには参加したくないと語っている。過去に同監督がプライベートでの会話を明かさないという約束を少なくとも3度も破ったことが、“亀裂”の大きな原因だという。なかでも機密情報である契約の詳細を公で喋ってしまったことが決定打になったようだ。

 また、同監督は否定しているも、ツアーに参加したくないというロジャース監督との会話を漏らしたのはクラブ側であるとスターリングは考えているようだ。スターリングは監督が変われば、リバプールへ残留すると主張しているという。
 
 なお、獲得に乗り出しているマンチェスター・シティはこれまでに二度もスターリングの獲得を断られており、リバプールは最低でも5000万ポンド(約94億2千万円)を要求している。

●2015-16シーズン欧州移籍情報

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