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ミハイロビッチ、ロマニョーリ獲得失敗に「イチゴが牡蠣の値段ではいけない」

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 ミランシニシャ・ミハイロビッチ監督は、ローマDFアレッシオ・ロマニョーリの獲得を目指すクラブへの信頼を強調している。だが、高額オファーが断られたことへの驚きもうかがわせた。

 イタリアメディアによると、ミランは14日にローマへの提示額を2500万ユーロまで上げたものの、ローマから断られたという。「次代のアレッサンドロ・ネスタ」とも評され、さらなる躍進が見込まれているロマニョーリではあるが、20歳のDFに対する移籍金としては高額と言えるだろう。

 ミハイロビッチ監督は14日の練習試合後、次のように述べている。クラブの公式ウェブサイトが伝えた。

「2500万ユーロは高額だ。ロマニョーリは重要な選手だが、将来は最強のDFの一人になるとも言われる若手だね。『私もイチゴは好きだが、牡蠣ほどのコストであってはいけない』と言っておきたい。(獲得は)我々次第じゃないんだよ」

「クラブは彼を獲得するために全力を尽くすだろう。私は楽観している。クラブは何が必要か分かっているし、そのために全力を尽くす。マーケットは長い。私は自信を感じている」

 ミハイロビッチ監督はパリSGのFWズラタン・イブラヒモビッチへの関心について、次のように述べている。

「それは会長に聞いてくれ。イブラがピッチにいれば、より確実性が増す。私は幸運にも彼を指導することができたし、よく知っているよ。(カルロス・)バッカとルイス・アドリアーノが加わり、優先すべきは守備だ。クラブは何をすべきか分かっている」

 モナコに移籍したFWステファン・エル・シャーラウィにも言及した。

「我々のプレーシステムを考えれば、彼にとって移籍がベストだったと思う。いずれにしても、私は彼を中盤インサイドで起用できたと確信しているけどね。だが、この2年がそこそこだったから、新たな刺激があり、本来の位置で自分を発揮できる場所に行くのは正しいことだ。私は、彼がその力を示すと確信しているよ」

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