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「インテルと長友の別れは近い」?イタリアメディアが伝える

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 インテルに所属するDF長友佑都は、もうロベルト・マンチーニ監督の構想に入っていないのだろうか。少なくとも、イタリア『トゥットスポルト』はそう見ているようだ。

『トゥットスポルト』は16日、「インテルと長友の別れは近い」と報道。現チームに長友の居場所はないと考えている。

 15日、サマーキャンプ中のインテルはセリエAに昇格してくるカルピとテストマッチを行った。シュトゥットガルター・キッカーズとのテストマッチ初戦と同じく、インテルは前半にレギュラークラスのメンバーを出し、後半に大きくメンバーチェンジをしている。その中で長友は後半からの出場だった。

 マンチーニ監督の構想外を印象づけるのは、後半から起用されたからというだけではない。長友に与えられたポジションが中盤の右サイドだったことも、サイドバックとしてのチーム内競争にいないことをうかがわせるものだった。

 カルピ戦の前半のサイドバックは、残留が確実と言われるダニーロ・ダンブロージオと若手のフェデリコ・ディマルコが担当。後半は新加入のマルティン・モントーヤが右に入り、長友とともに放出候補と言われるダビデ・サントンが左を務めた。

 4-2で勝利したカルピ戦で、長友は後半開始直後のゴールに関与している。しかし、右サイドハーフとしてアピールしたところで、指揮官の評価に大きな変化が生じるとは考えにくい。インテルへの愛情を強調してきた長友だが、これから動きはあるのだろうか。

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