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マドリー&ユナイテッド、デ・ヘア移籍交渉が停滞 1週間連絡を取らず

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 レアル・マドリーマンチェスター・ユナイテッドが行っているGKダビド・デ・ヘアの移籍交渉は、どうやら停滞している模様だ。スペイン『マルカ』が報じた。

 マドリーとユナイテッドは互いが提示する条件を譲らず、1週間にわたって連絡が途絶えている模様。ここ2か月間、ユナイテッドの説得を試みてきたマドリー首脳陣は同交渉から一旦離れ、GKイケル・カシージャス放出&GKキコ・カシージャ獲得という二つのオペレーションに集中していたようだ。

 マドリーは今夏でのデ・ヘア獲得を目指し続ける考えだが、カシージャの加入でGKの選手層が維持されたために、獲得を急ぐ必要はなくなっている。そのためデ・ヘアの加入が、8月にずれ込むことも視野に入れている様子だ。

 なおマドリーとユナイテッドの交渉だが、マドリーが移籍金2500万ユーロを提示しているのに対して、ユナイテッドは移籍金4000万ユーロの支払いかGKケイロル・ナバス&DFセルヒオ・ラモスの譲渡を要求している。

 マドリーはK・ナバスの譲渡を受け入れる考えだが、カシージャス退団で第一キャプテンとなったS・ラモスの放出は断固として拒否している状況。しかしながらS・ラモス本人のマドリー退団の意思は現在も揺らいでいないとされ、同選手の今後の動向が鍵を握ることになる。

 S・ラモスはこれから赴く中国で、フロレンティーノ・ペレス会長と顔を合わせることが見込まれている。少なくとも両者が話し合うまで、クラブ間交渉の進展はなさそうだ。


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