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近いうちのスクデット獲得を信じるデ・ロッシ「2、3年で…」

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 ローマMFダニエレ・デ・ロッシは、近いうちにスクデットを獲得できると信じているようだ。

 FWフランチェスコ・トッティとともに、「生涯ローマ」を貫いているデ・ロッシ。19日付のオーストラリア『フォックス・スポーツ』のインタビューで、同選手はローマから移籍しない理由について、次のように述べている。

「長年ローマに残ることで、僕は本当に幸せなんだ。ローマから出て、キャリアがどうなるかなんて、誰も分からないだろう?悪くなるかもしれない。『スペインやイングランド、ドイツに行けば多くの勝利を得られる』と言われるけど、そうじゃないかもしれないし、失敗するかもしれない」

「それに、ローマファンが僕に示してくれる愛情も、ほかでは見つけられないだろう。だから、僕はここで幸せなんだ。ローマとローマのファンのために何か重要なことを代表するので幸せなんだよ。自分がやってきたことを誇りに思っているし、勝つことに集中しているよ。僕にはここでまだあと2年の契約がある。僕は、2年か3年でタイトルを獲得できるとかなり確信しているんだ」

 だが、デ・ロッシは2013年夏、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を考えた。

「いろいろネガティブなことがあって、いろいろなことが重なって、自分にとってもローマにとっても、(残留が)ベストじゃないと思ったんだ。だから移籍を考えた。でも、(ルディ・)ガルシア監督と約束したんだ。移籍するならデッドラインを設けようとね」

「リーグ初戦をそのデッドラインにした。8月末だ。移籍市場は9月1日までだった。リーグ初戦を終えてからオファーがあったけど、そこまでだった。僕は約束を守ったんだ。そしてその年は素晴らしいシーズンになった。優勝はできなかったけど、何か目覚めた感じだった。厳しい2年を過ごしていたけど、何かが再生したようだったんだ。今季はそれから3年目だ。正しい一年になるといいね」

 だが、デ・ロッシは20日の会見でスクデットについて、次のように述べている。イタリアメディアが伝えた。

「今、目標について話しても仕方がないだろう。その発言を悪用されるだけだ。僕らはすべての試合で勝利を目指さなければいけない。階段を上らなければいけないけど、2位から1位になるのは、13位から9位になるより難しい。もっと高い壁なんだ」

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