バレンシアは21日、クラブ・ブリュージュからオーストラリア代表GKマシュー・ライアン(23)を獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。

　バレンシアの発表に先立ち、ブリュージュは20日にライアンがバレンシア移籍に向けた移籍に合意したことを明らかにしていた。同選手はバレンシアでのメディカルチェックをパスし、2021年までの6年契約にサインを完了させたとのことだ。

　オーストラリア代表の正GKでもあるライアンは、同国が優勝を飾った今年1月のアジアカップで大会最優秀GKに選出。ベルギーではスタンダール・リエージュの川島永嗣らを抑え、過去2シーズン連続のリーグ最優秀GKに選ばれている。

　バレンシアでは、負傷のためシーズン序盤の欠場が見込まれる守護神ジエゴ・アウベスの穴を埋めることが期待される。バレンシア加入に際し、ライアンは次のように喜びのコメントを述べた。

「バレンシアのような素晴らしいクラブに来ることができてすごく幸せで、興奮している。サッカーの世界ですごく重要なクラブであることは知っているし、僕のプロキャリアの中で大きな一歩だ」

「もちろん、昨シーズンもリーガエスパニョーラは追っていた。バレンシアはファンタスティックな選手たちのいるチームで、リーガ4位の素晴らしいシーズンを過ごした。チャンピオンズリーグの予選を突破することがこれからの僕らの一番の目標だ」

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