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ベンゲル、モウリーニョからの挑発に「周りには好きに言わせておけばいい」

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 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、チェルシージョゼ・モウリーニョ監督からの挑発に対し、補強方針に関して外部からの意見は不要だとの返答を送った。

 モウリーニョ監督は、ここ数年でアーセナルが選手補強に多額の資金を費やしていると指摘。「金額を合計すれば驚くことになる」と述べ、投資に見合う結果を挙げるべきだとのプレッシャーをかけようとしていた。

 ベンゲル監督はこの指摘を気にしないという態度を取りつつ、チェルシーなどに比べて選手育成でも結果を出していると主張した。会見で次のように話している。

「我々は金を使うべきだと考えるときに使う。ほかの者たちの考えや意見に耳を貸すことはない。ただ適切な決断をしようとするだけだ。使える金があれば使うが、持っていない金を使うことはない」

「いつか、我々がここで育てた選手たちについて本当のデータを作成して、ほかのクラブのものと比較してみれば、驚くことになるだろうね」

 周囲からの声に惑わされることなく、自分たちの仕事に集中していく姿勢をベンゲル監督は強調した。

「周りの言うことをあまり聞きたいとは思っていない。同じ週のうちに2つの異なる批判を耳にすることもあるからだ。私が十分に金を使っていないという批判と、使いすぎだという批判だ」

「我々は成功を生み出すことを強く望んでいる。そう望むのであればチーム内に集中して、自分たちのやるべきことをしなければならない。自分たちのやりたいサッカーをして、周りには好きなように言わせておけばいい」

 チェルシーとアーセナルの両チームは、2015-16シーズンの幕を開ける最初の公式戦で激突。8月2日にウェンブリーでチャリティー・シールドの試合が行われる。

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