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セカンドチームへ“追放”されたバルデスがファンの激励に感謝

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 マンチェスター・ユナイテッドのセカンド(U-21)チームへ“追放”されてしまったGKビクトル・バルデスが、自身のツイッターを更新し、ファンへ感謝の気持ちを綴った。

 バルデスは2014年6月に契約満了に伴ってバルセロナを退団。右膝前十字靭帯断裂を負っていた影響で移籍先が見つからなかったが、ユナイテッドで練習を重ね、怪我が癒えた今年1月にユナイテッドと1年半の契約を結んだ。しかし、昨季はGKダビド・デ・ヘアの控えにとどまり、十分な出場機会を得ることはできなかった。

 そのため、シーズン中にクラブからセカンドチームでプレーすることを命じられたが、バルデスがこれを拒否。ルイス・ファン・ハール監督は「彼は我々の哲学に従わなかった。そのような人間のための場所はこのチームにはない」と放出を示唆し、先月行われたアメリカ遠征のメンバーからも外していた。

 バルデスはこれに対し自身のツイッターで反論したが、英『デイリー・メール』によると、今月2日にバルデスがクラブハウスを訪れると、トップチームのロッカーにあるはずの荷物が全て、セカンドチームのロッカールームへ移動されていたという。バルデスは翌3日には一人で練習に取り組み、孤独に昼食を取るなかでも、チーム関係者の前では気丈に振る舞っていたと同紙は伝えている。

 この状況を知ったファンから激励を受けたバルデスは自身のツイッターを更新し、「みんな、サポートや激励のメッセージをありがとう」と感謝の気持ちを綴った。

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