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まるで腫物に触るよう…バロテッリの“押し付け合い”に

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 まるで腫物に触るかのようだ。リバプールのイタリア代表FWマリオ・バロテッリの“引き取り先”がなかなか決まらない。

 所属するリバプールではすでに居場所を失っている。ブレンダン・ロジャース監督は先日よりバロテッリに対し、「練習に加わらないように」と指示を出していると伝えられた。事実上の戦力外を受けている状態で、移籍は確実視されている。

 しかし、当の移籍先が決まらない。1000万ポンド(約13億6200万円)と言われる移籍金、さらにバロテッリに支払う高額なサラリー、そして「悪童」と呼ばれる性格面も移籍へ向けた大きな障害となっている。

 母国・イタリアへの復帰が噂される中で、先日、中東・UAEのアルアハリがオファーを出したと伝えられた。しかし、これはバロテッリ側が拒否した模様。そこで『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、恩師・ロベルト・マンチーニ監督が率いるインテルに売り込みを図ったが、今度はクラブ側から拒否をされたと報じられた。

 前代未聞の“押し付け合い”に発展している今回の移籍騒動。イタリアサッカー界が誇る屈指の才能は、このまま埋もれてしまうのだろうか。

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