UEFAスーパー杯の決勝が11日に行われ、セビージャはバルセロナと戦う。10日の前日会見に出席したセビージャのウナイ・エメリ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えた。

　指揮官は「決勝は選ばれたものだけが戦うものだ。私達は、あす偉大なライバルを前に、そのチャンスを生かしたい。バルサが優勝候補だが、私達は彼らを負かすことができる理由があるし、それを信じて練習している」と強く意気込んだ。

　バルサはエースFWネイマールをおたふく風邪で欠くが、敵将・エメリ氏は「ネイマールがいなくても、ペドロのような選手がいるバルサは、高いレベルにあり続けている」と警戒を示した。

　昨季のリーガでは敵地で迎えた14年11月22日の試合でバルサに1-5の敗戦。15年4月1日のホーム戦では2-2で引き分けた。昨季のリーガを5位で終えたEL王者・セビージャにとって、3冠王・バルサとの試合は簡単にはいかない。

「彼らがボールを持っている時、私達はその苦しみに耐え、お互いに助け合い、私達が支配権を握った時にそれを生かすだけのキャパシティを手にしなければならない。多くのチャンスはないだろうが、それを可能にする理由も、選手も私達にはある」

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