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オタメンディ、ヌノに退団直訴か 「起用しないでくれ。大金が懸かっている」

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 バレンシアDFニコ・オタメンディが、同チームのヌノ・エスピリト・サント監督に退団を直訴したようだ。スペイン『マルカ』が報じている。

 代理人を通じてバレンシア退団希望を表明していたオタメンディ。ここまで親善試合にも出場してきた同選手だが、14日に行われたBチームとの練習試合を前にヌノ監督に対して退団を訴えたという。

 『マルカ』曰く、オタメンディは「監督、これ以上起用しないでくれ。大金が懸かっているんだ」と語り、これに対してヌノ監督は「何も強要はしない。参加意識のある選手だけを求める」と返答した模様。ヌノ監督は結局、この練習試合でDFルベン・ベソ、DFシュコドラン・ムスタフィをCBとして起用した。

 オタメンディの獲得を狙っているのは、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの2クラブとされている。シティに関して、イギリスメディアは先に同クラブが移籍金4500万ユーロを用意していることを報じた。オタメンディのバレンシアでの年俸は160万ユーロだが、プレミアリーグに渡れば3~4倍の額を受け取ることになり、それが「大金が懸かっている」との発言につながったと見られる。

 一方、ヌノ監督がチーム強化の実権を握るバレンシアは、オタメンディが去る場合にはゼニトDFエセキエル・ガライの獲得を早期に決める方針と見られる。ただオタメンディの売却収入があれば、トップチームの予算には余裕ができるため、さらなるセンターバックの獲得も見込めるようだ。

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