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シャルケ3発発進も新監督は「結果が示すほど圧勝ではない」

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[8.15 ブンデスリーガ第1節 ブレーメン0-3シャルケ]

 ブンデスリーガは15日、第1節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でブレーメンと対戦し、3-0で快勝した。オフに右膝を手術した内田は欠場している。

 新戦力のFWフランコ・ディ・サントが2トップの一角、MFヨハネス・ガイスがダブルボランチ、DFサシャ・リーターが右SBで先発したシャルケ。前半17分にDFマティヤ・ナスタシッチが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、序盤から試合の主導権を握り続けた。

 前半34分、DFジョエル・マティプからFWクラース・ヤン・フンテラールへの縦パスをカットしようとしたブレーメンDFテオドール・ゲブレ・セラシェがオウンゴール。ラッキーな形で先制したが、その後はブレーメンの反撃を許し、決定的なピンチを招くシーンもあった。

 それでも1点リードで前半を折り返すと、後半23分、マティプのスルーパスに反応したMFエリック・マキシム・シュポ・モティングが右足でゴール左隅に流し込み、追加点。同40分にはカウンターからMFレロイ・サネが長い距離をドリブルで運び、最後は横パスをフンテラールが右足ダイレクトで振り抜き、ダメ押しの3点目を奪った。

 今季から就任したアンドレ・ブライテンライター新監督はクラブの公式サイトで「今日は運動量が足りなかったと思う。だから1対1で負けることが多かった」と指摘。「それはハーフタイムにハッキリと伝えたが、後半に入っても変わらなかった。その対策としてマルコ・ヘーガーを投入して中盤の密度を高めたが、それでも危ない状態だった」と、試合内容には満足していない様子だった。

 8日のDFBポカール1回戦・デュイスブルク戦(5-0)に続く公式戦2連勝にも「我々にはなすべきことがまだたくさんあり、目標達成まではまだ遠い。今回の試合は、結果が示すほど圧勝というわけではなかった」と冷静に試合を見つめていた。

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