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10番アグエロが今季初ゴール! シティが3発完封で王者チェルシーとの大一番制す

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[8.16 プレミアリーグ第2節 マンチェスター・C 3-0 チェルシー]

 プレミアリーグは16日、第2節の2試合を行った。エティハド・スタジアムでは2013-14シーズン王者のマンチェスター・シティと昨季王者のチェルシーが対戦。ボール支配率ではチェルシーが高かったが、多くの決定機を作ったシティがエースFWセルヒオ・アグエロの今季初ゴールなどで3-0の勝利をおさめた。

 チェルシーは前節スウォンジー戦でGKティボー・クルトワが一発退場となったため、この試合は出場停止。代わって今夏加入のGKアスミル・ベゴビッチが入った。また、チェルシーはMFオスカルに代わってMFラミレスが先発出場。一方のシティは今季から10番をつけるアグエロが今季初先発、MFラヒーム・スターリングが先発で本拠地デビューとなった。

 試合はシティが開始1分に決定機を迎える。MFダビド・シルバのスルーパスに抜け出したアグエロがドリブルから右足シュートもGKベゴビッチに止められる。こぼれ球をPA右からMFヘスス・ナバスが右足で狙うもゴール左へ外れる。さらに畳みかけるシティは前半16分、17分とアグエロが立て続けにシュートを放つも、GKベゴビッチの好セーブに阻まれた。

 対するチェルシーはボール支配率こそ高いが、なかなかチャンスを作れない。すると、シティは前半22分、コラロフの左クロスからアグエロのシュートは阻まれたが、同31分に先制に成功する。シルバのパスを中央の密集地で受けたアグエロがMFヤヤ・トゥレとのパス交換から個人技でDFガリー・ケーヒルをかわし、左足シュート。DFジョン・テリーのスライディングも間に合わず、ゴール左に吸い込まれていった。

 1点ビハインドのチェルシーは後半開始からテリーに代えてDFクル・ズマを投入。同5分、MFエデン・アザールの浮き球パスに抜け出したラミレスがトラップから右足でゴールネットを揺らしたが、オフサイドでノーゴールとなった。

 シティも同16分、ナバスのパスからトゥレが前節WBA戦で得点を決めた位置から右足を振り抜くもGKベコビッチがキャッチ。後半20分には、ナバスのパスをPA手前ゴール正面で受けたアグエロが左足を振り抜くも軸足が滑り、シュートはゴール右へ外れた。

 チェルシーはアザールと中心に攻め込む。後半30分、カウンターからPA左でFWジエゴ・コスタが深い切り替えしで相手をかわして倒れ込みながらゴール中央のアザールへつなぐ。アザールが相手DFのタイミングを外してシュートもGKジョー・ハートの正面を突いた。

 すると、シティがセットプレーから追加点を奪う。後半34分、シルバの左CKからニアに走り込んだDFビンセント・コンパニがヘディングシュート。前節と全く同じ形から待望の2点目を挙げる。さらに同40分にMFフェルナンジーニョのゴールで加点したシティが3-0で完封勝利。チェルシーとの大一番を制し、開幕連勝を飾った。一方で、チェルシーはFAコミュニティーシールドから公式戦3試合白星なしとなった。

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