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“ダブルスタンダード”に不満のモウリーニョ「D・コスタならレッドだった」

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 チェルシージョゼ・モウリーニョ監督は、前節マンチェスター・シティ戦でFWジエゴ・コスタにひじ打ちを食らわせたシティMFフェルナンジーニョが退場にならなかったのは”ダブルスタンダード”だと非難している。

 空中戦で競り合った際にフェルナンジーニョのひじがD・コスタの顔面に入る場面があったが、審判が提示したカードは黄色。フェルナンジーニョは故意ではなかったと試合後に主張しつつ、D・コスタが「いつも相手を挑発している」との批判も繰り出していた。

 これまでにも審判やリーグからチェルシーに対する対応が他クラブに対するものとは異なるとしてたびたび不満を口にしていたモウリーニョ監督は、またも次のように語っている。イギリス複数メディアが伝えた。

「もし(ひじ打ちをしたのが)ジエゴ・コスタだったならレッドカードだと断言できる。レッドカードでなかったとすれば、映像判定で出場停止だ。絶対にそうだと保証できる」

 以前から荒っぽい選手だと見なされていたD・コスタだが、そういった姿はもう見られなくなったとモウリーニョ監督は主張する。

「悪評を忘れるのに十分な時間は経過したと思う。最後に何かが起こったのはいつだったか教えてほしい。彼のフィジカルが強すぎるとは思わない。少なくとも、頭蓋骨はさほど強くはない。激突してもフェルナンジーニョは無事だったからね」

 チェルシー加入1年目の昨シーズンにリーグ戦20ゴールを記録したD・コスタは、さらなる活躍を見せられると期待を述べた。

「2年目のシーズンは1年目より良くなるものだと思う。彼にはさらに良いシーズンを過ごせる条件が整っている。以前よりも良い練習ができているよ」

 シティには0-3で敗戦を喫し、開幕から2試合で勝ち点1にとどまっている王者チェルシー。23日にはアウェーでのWBA戦で今季初勝利を狙う。

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