ハノーファーに所属する日本代表MF清武弘嗣の復帰が近づいているようだ。クラブのミヒャエル・フロンツェック監督は、清武が9月中旬に戦列に戻る可能性を示唆した。

　6月の代表合宿中に右足の中足骨を骨折した清武。フロンツェック監督はドイツ『キッカー』で、「来週には新選手が加わるよ」と同選手を新戦力にたとえ、復帰の見通しを明かしている。また同メディアは、清武が23日にリサーブのチーム練習に参加したと伝え、インターナショナルブレーク中にはテストマッチに出場する予定だとしている。

　ハノーファーは開幕戦では昇格組のダルムシュタットと敵地で引き分け、DF酒井宏樹がフル出場した22日のレバークーゼンとのホームゲームを0-1と落としている。昨シーズンは最終節に残留が決まった同クラブだが、新シーズン早々から残留争いに巻き込まれるのは避けたいところだ。

　おそらく、清武は29日に行われる第3節マインツ戦を見送ることになる。復帰を目指すのは9月12日のドルトムント戦になりそうだ。

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