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前線補強に消極的なファン・ハール 「世界最高のストライカーなら必要だが…」

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 マンチェスター・ユナイテッドルイス・ファン・ハール監督は、前線の補強に関して改めて消極的な姿勢を見せつつ、たとえトップクラスのストライカーを獲得しても活躍できるとは限らないと述べた。

 プレミアリーグ開幕から3試合で無失点ながらも、得点はわずか2点にとどまっているユナイテッド。ストライカー補強の必要性が指摘されるが、ファン・ハール監督は22日のニューカッスル戦終了後にも補強は不要だと主張していた。

 攻撃陣には様々なタイプのアタッカーが揃っており、現在の陣容に満足していると指揮官は強調している。イギリス複数メディアがファン・ハール監督のコメントを伝えた。

「様々な選択肢がある。チチャリート(ハビエル・エルナンデス)を選んだのは、彼は(ウェイン・)ルーニーとはまた別のタイプだからだ。(マルアン・)フェライニもいて、彼もまた別のタイプだ。(ジェームズ・)ウィルソンも(アドナン・)ヤヌザイもいるので、ストライカーが必要だとは思わない」

「世界最高のストライカーだったとすれば、確かに必要だろう。だが我々にとって貢献できない選手なのであれば、どんなストライカーも買うことはない。貢献できる選手であれば買うだろう」

 ビッグネームのストライカーをチームに加えたとしても、適応して活躍できるかどうかは別問題だという。

「マンチェスター・ユナイテッドのようなクラブでは分からないものだ。たとえば、昨シーズンの(ラダメル・)ファルカオや(アンヘル・)ディ・マリアの例を見ただろう」

「素晴らしい選手たちだとしても、マンチェスター・ユナイテッドの文化に適応しなければならない。どの選手を買うとしても同じことが言える」

 前線に固定されながらも今季まだゴールがないルーニーについては、プレーに不満はないと述べた。

「我々のシステムの中でストライカーに求められることをやるべきであり、彼はそうしている。だから私は非常に満足しているよ」

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