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ソン・フンミンの移籍話に困惑するチャルハノール 「彼は悪いアドバイスを受けている」

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 レバークーゼンFWソン・フンミンがトッテナムへの移籍に迫りつつあると見られる中で、チームメートは同選手の動きに困惑する様子を見せている。

 ソンはアジア人史上最高額となる移籍金3000万ユーロ(約41億円)でトッテナムへ移籍する可能性が高くなったと26日に報じられた。同日にはロンドンでメディカルチェックが行われ、ルディ・フェラーSD(スポーツディレクター)も交渉が行われていることを認めた。

 一方でチームは26日にチャンピオンズリーグ予選プレーオフ、ラツィオとのセカンドレグを戦い、3-0の勝利(2試合合計3-1)でグループステージ進出を決めた。ソンはこの試合に出場していない。

 試合前日の練習にもソンは参加していなかったが、チームにはその理由は伝えられていなかったとのことだ。MFハカン・チャルハノールらは試合当日にも姿を見せなかったソンに連絡を取ろうとしたが、電話やメールへの応答はなかったという。チャルハノールは次のようにコメントしている。

「少し残念だよ。何が起こっているのかを知らされて、連絡を取ろうとしたけどつかまえることができなかった。チーム全体が残念に思っているんだ」

 ソンに対しては、ともにドイツに住んでいる父親が大きな影響力を及ぼしており、今回の移籍もその父親が強くプッシュしていると見られている。

「彼の過ちというわけじゃない。ただ、父親や代理人から良くないアドバイスを受けているんだと思う。23歳であれば父親からの影響は大きいものだけど、ある時点では自分自身で決断しなければならないこともある」

 フェラーSDはメディカルチェックが行われたことを認めつつ、クラブ間で合意には至っていないと主張。「メディカルが行われ、その後成立しなかったような取引も数多く見てきた。合意を目指すが、あくまで我々の条件の下でのことだ」とコメントしている。

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