バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、今シーズン終了後に行われるコパ・アメリカとリオデジャネイロ・オリンピックの2つの国際大会にいずれも出場したいという意欲を改めて口にしている。

　9月5日のコスタリカ戦、同8日のアメリカ戦に向けてドゥンガ監督の招集を受け、ブラジル代表に合流したネイマール。今年のコパ・アメリカのグループステージ第2節での退場により出場停止となり、一足先にチームを離脱して以来のセレソン合流となった。

　ブラジル『グローボエスポルチ』が、遠征地のアメリカに到着したネイマールのコメントを伝えている。

「また代表チームに来ることができてうれしいよ。チームメートのみんなにまた会うことができるし、良い結果を出すために頑張っていくつもりだ」

「コパ・アメリカとオリンピックに出場したいという僕の希望は世界中が知っている。それが僕の望みなんだ。人々がそれを理解してくれて、そうなるように僕を行かせてくれることを願っているよ」

　100周年記念大会として開催が予定される2016年のコパ・アメリカ・センテナリオは6月3日から26日までの開催。一方、母国ブラジルでのリオ五輪は8月3日から20日までの大会日程となる。休暇の短縮やプレシーズン不参加による翌シーズンへの影響も懸念されるところだ。

　流行性耳下腺炎のため離脱を強いられていたネイマールだが、29日のリーガ・エスパニョーラ第2節マラガ戦で復帰を果たした。自身の状態については次のように述べている。

「(マラガ戦では)良い感触で、驚いたよ。しばらくプレーしていなかったからね。復帰するのは簡単じゃなかったけど、感触は良かったし、チームメートと一緒にプレーできてうれしかった。スパイン・スーパー杯とUEFAスーパー杯を自宅で観戦するのはつらかったよ」

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