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イタリア・セリエBでグリーンカード導入へ

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 今週末に開幕するイタリア2部セリエBでは、主審のポケットに3枚のカードが入ることになる。レッドカードとイエローカードに加えて、新たに「グリーンカード」が導入されることが決まった。

 グリーンカードは、フェアプレーに対して提示されるカードだ。自身のファウルを認めたり、負傷した相手選手を気遣ってプレーを止めたりといった行為をたたえる役割を果たす。

 グリーンカードを受けることにより、すでに提示された警告が取り消されるなどということはもちろんない。実際にグリーンカードを提示されることによる恩恵は現時点で明確になっていないというが、フェアプレーに対して正当な評価が下されることで、ポジティブな影響があることに期待している。

 UEFAのミシェル・プラティニ会長は昨年、審判に対して不適切な抗議をした選手を10分間の退場とする「ホワイトカード」の導入を提唱していた。

 イタリアでは昨シーズンからユースセクターの試合などでグリーンカードを導入していたが、プロの舞台でどのような効果を発揮するかに注目したい。

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