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FIFA、バルサへ追加処分の可能性も

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 バルセロナへ国際サッカー連盟(FIFA)から新たな制裁が下される可能性があるようだ。スペイン『アス』などが報じている。18歳未満の外国人選手の獲得問題により、バルセロナはFIFAから2年間の補強禁止処分を受け、2014年冬と2015年夏の補強を禁じられていたが、さらなる処分が下る可能性があるという。

 既に調査対象となっていた下部組織所属の31選手の内、一部はクラブを退団。日本人の久保建英(現FC東京U-15むさし)も今年3月には帰国していた。

 バルセロナは今月7日に下部組織に所属する5選手の退団を発表。フォデ・フォファナ(オランダ)、マティアス・ラカバ(ベネズエラ)、ベン・レーダーマン(アメリカ)、パトリス・スシア(カメルーン)、チャン・ギョルヒ(韓国)がクラブを去っている。なお、同紙によればフォファナとラカバは調査対象の31名に含まれていなかったものの、FIFAからの追加制裁を前にクラブを出ることを決断させられたようだ。

 FIFAは制裁後も、バルセロナが18歳未満の外国人選手の獲得において、ルール違反を繰り返し、それを隠蔽しているという証拠をつかんでいるようだ。クラブのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「いくつか小さな間違いはあった」と話しているという。

 バルセロナは補強を禁止されていた今夏にもセビージャからMFアレキシス・ビダル、アトレティコ・マドリーからMFアルダ・トゥランを獲得している。追加処分が下された場合、彼らが正式にバルサの一員としてプレーできる日はさらに遠ざかってしまうのか。今後の展開が注目される。

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