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“ピケ問題”にファンは強く反論、「ブーイングは表現の自由」

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 “ピケ問題”は留まるところを知らない。バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケへ強い逆風が吹いている。EURO2016予選ではボールを持つたびに大きなブーイングを浴びせられたピケ。スペイン『アス』によると、ファンによる抗議は勢いを増す一方だという。

 ピケはカタルーニャ州独立の支持やレアル・マドリーを揶揄するコメントをしたことにより、スペイン代表の試合で多くのブーイングを浴びている状況だ。

 『Twitter』などのSNS上では「ピケに大きなブーイングを」というハッシュタグまで表れ、多くの人が罵詈雑言をつぶやいている。そのなかでは、「ブーイングは表現の自由だ」として、やめるようにいわれる筋合いはないという論調が強い。

 また、スペイン代表の会見の場でレアル・マドリーDFセルヒオ・ラモスが“ピケ問題”について言及。マドリー戦でのピケの行動に原因があるとの見解を示し、火に油を注いだ形となった。不仲説の浮上したピケとラモスは、それぞれ違う飛行機でスペインへ戻ったが、空港では共に沈黙を貫いていたという。

 今後、ピケは10日の練習後に会見を行い、改めて自らの言葉で今回の騒動について語るという。どのようなことを話すのかスペイン国内での注目度は高い。

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