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[EL]香川、EL白星発進も「まだ連係面で課題がある」

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 ドルトムントは17日、ヨーロッパリーグ(EL)・グループC第1節で、クラスノダールにホームで2-1と勝利した。後半から出場したMF香川真司は、「まだ連係面で課題がある」と、ターンオーバーを採用したことによりチームの連係面がスムーズではなかったとの印象を口にした。

 先週末のブンデスリーガ第4節ハノーファー戦から先発メンバー4人を入れ替えて臨んだEL初戦。夏に新戦力として迎えられたDFパク・チュホ、MFゴンサロ・カストロ、MFアドナン・ヤヌザイが初めてホームでの試合でスターティングイレブンに入った。

 早い時間帯にクラスノダールに先制されたドルトムントは、前半終了間際にパク・チュホのアシストからDFマティアス・ギンターが同点弾を決めて試合が振り出しに。後半アディショナルタイムには、ギンターのクロスに反応したパク・チュホが初ゴールをマークし、逆転に成功。勝ち点を落としてもおかしくない内容だったが、最終的には貴重な勝利を手にした。

 香川は試合後、ブンデスリーガ公式サイトのインタビューで、「前半のスタートは明らかに良い入りができてなかった」と振り返っている。「目先のレバークーゼン戦もあったから、そういうところに頭がいっていた部分はあったのかな」と、ELに集中できていない部分があったのではないかと指摘した。「チャンピオンズリーグも5、6年やっている中でのELですから、モチベーション的なところが難しさだったと思います」と、精神面の難しさがあったことも認めた。

 また、後半開始からの出場となったことで、普段とは違う難しさもあったようだ。以下のように語っている。

「距離感だったり、パスの回し方であったり、リズムが悪かったので、それは意識していました」

「最初はうまく入れたところがありましたけど、その後ミスが続いたりチャンスを逃したりした。あとはポジショニングや味方のフォローの質などがいつもと違うと感じました。もちろん新しい選手が増えて、まだまだ連係面に課題はあると思いますけど、修正してやっていきたいと思います」

 20日に行われるブンデスリーガ次節では、レバークーゼンをホームに迎える。「強い相手」との「タフな試合」を予想する香川は「自分たちのサッカーをすれば必ず勝てると思っているので、あと2日しっかり集中してやっていきたいと思います」と気を引き締めた。

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