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武藤3戦連続ノーゴール…チチャリートがブンデス初ゴール

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[9.23 ブンデスリーガ第6節 レバークーゼン1-0マインツ]

 ブンデスリーガは23日、第6節を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でレバークーゼンと対戦し、0-1で敗れた。武藤は1トップで5試合連続の先発出場を果たしたが、無得点のまま後半36分に交代した。

 前半はホームのレバークーゼンが完全にゲームを支配。シュート数はレバークーゼンの13本に対し、マインツは1本も打てなかった。それでも守備陣が粘り強く耐えて前半をスコアレスで折り返すと、後半4分、MFユヌス・マリのラストパスからMFクリスティアン・クレメンスが右足でシュート。これは枠を外れたが、ようやくファーストシュートとなった。

 後半17分にはクレメンスのスルーパスにマリが抜け出し、GKと1対1の決定機を迎えるが、シュートは至近距離でGKのセーブに遭った。同23分、武藤が右サイドをドリブルで縦に突破。折り返しにマリが走り込むも、シュートは打ち切れなかった。

 すると直後の後半24分だった。レバークーゼンはFWハビエル・エルナンデスがドリブルで長い距離を駆け上がり、DFを振り切ってPA手前から右足でシュート。これがMFハカン・チャルハノールの体に当たってコースが変わり、GKの逆を突いてゴールネットを揺らした。

 今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドから加入したチチャリートは16日の欧州CL・BATE戦で移籍後公式戦初ゴールを決めていたが、ブンデスリーガではこれが初ゴール。後半29分にはFWシュテファン・キースリンクのシュートがポストを叩くなど、追加点のチャンスは生かせなかったレバークーゼンだが、1-0の完封勝利で連敗を3で止め、4試合ぶりの白星を飾っている。

 武藤は後半36分に交代となり、3試合連続のノーゴール。チームも開幕戦以来、5試合ぶりの無得点に終わり、連勝を逃した。

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