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モウリーニョがファーガソンとの「秘密」を明かす「発表前に退任すると聞いていた」

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 ジョゼ・モウリーニョ監督が、チェルシーと2度目の契約をかわした2013年夏の「秘密」について語った。同時期にマンチェスター・ユナイテッドの監督を退任したアレックス・ファーガソン氏から、周囲が知るよりも早く退任の事実を聞かされていたと明かしている。

 ファーガソン氏は2013年5月に自らの退任を発表し、デイビッド・モイーズ監督が後任となることも決まった。モウリーニョ監督はその1カ月後に、チェルシーと2度目の契約をかわしているが、ファーガソン氏からは正式発表よりも前に、退任の意思を知らされていたという。イギリス『BBC』のインタビューに答え、当時のことを振り返っている。

「ファーガソンは私にすごい秘密を話した。多くの人が知らないことで、1、2カ月前だったね。彼は私が誰にも話さないと分かっていて、信頼していたんだ。でも、怖かったね。彼が正式に発表したときはホッとしたよ」

 モウリーニョ監督はファーガソン氏の「告白」を、次期監督への誘いが含まれたものだと理解したようだ。しかしチェルシー復帰の思いが強く、ファーガソン氏もそれを理解していたと語っている。

「世界中の監督が、ユナイテッドをビッグクラブだと知っている。でも私はチェルシーに戻りたかったんだ。実際に話し合うことはなかったよ。私とファーガソンはオープンな関係で、彼は私のことをよく知っているからね。私はレアル・マドリーを去り、チェルシーに戻りたかったんだ」


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