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ケルン監督、相手選手を擁護「ハンドを認めるのは彼の仕事ではない」

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 18日に行われたブンデスリーガ第9節でケルンハノーファーに0-1と敗れた。ハノーファーMFレオン・アンドレアセンの腕による決勝点に関して、ケルンのペーター・シュテーガー監督は選手本人が真実を認める必要はないと話している。

 38分、ハノーファーMF清武弘嗣からのCKからクリスティアン・シュルツがニアでつなぎ、ファーに駆け込んだアンドレアセンが押し込んだ。ボールは明らかにアンドレアセンの右腕に当たっており、ケルン選手が抗議するも主審のバスティアン・ダンケァト氏はゴールと判定。ケルンのシュテーガー監督も、思わず主審に自身の眼鏡を差し出した。

 アンドレアセンは試合後、「すべてが一瞬の内に起こったんだ。もちろん良い気分ではない」とハンドを犯したことを認めたが、謝罪はしなかった。シュテーガー監督はドイツ『スカイ』に対し、同選手が謝罪する必要はないことを強調している。

「謝る必要なんてない。誰かのもとへ駆け寄り、自らハンドを認めるなんてことを求めていないよ。ハノーファーの現状からして、ハンドだったかを聞かれ、そう認めることも彼の仕事ではない」

 一方、試合後に誤審を認めたダンケルト氏を始めとする審判団については、このように述べた。

「我々にはゴールラインテクノロジーがあり、4人の審判がいる。選手たちが、それぞれの場面を検討する必要はあるのだろうか? 審判はそのためにいる。彼らとは何か問題があっても、話はできない。近づけないし、話を聞いてくれないんだ。だが、我々は常に取り乱さないことが求められる。それは非常に難しいことだがね」


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