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「リーガはマドリーのためにある」「PK獲得数を見てみろ」シメオネとベニテスが舌戦

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 “2強時代”と揶揄されるリーガ・エスパニョーラにおいて、ビッグクラブが優勝争いに恩恵を受けることはあるのだろうか。アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督は、そう主張している。

 シメオネ監督就任後、2013-14シーズンに18年ぶりとなる10回目のリーガ制覇を達成したアトレティコ。03-04シーズンにバレンシアが優勝して以来、レアル・マドリーとバルセロナ以外のクラブの優勝したのは10年ぶりのことだった。

 シメオネ監督は先日、この状況に関してスペイン『アス』にこう語った。

「レアル・マドリーが7年間で1度しか優勝しない。そんなことは起きてはならないんだよ。今季のリーガはマドリーのために準備されている危険性がある。シーズン終了まで数か月残っている今の時点で、言わせてもらうよ。我々の優勝は難しい」

「マドリーがもう1シーズン優勝しないというのは想像できない。それは普通ではないからね。それは、ある意味で私を不安にさせ、怯えさせる。我々に優勝を争う気概がないわけじゃない。だが、それは非常に困難に見える」

 一方、マドリーを率いるラファエル・ベニテス監督はアトレティコ指揮官に反論している。

「私に言えることは多くない。今シーズンのPK獲得数をデータで見てみればいいよ。そのデータを見れば、私が口を開く必要さえない」


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