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クラシコ前に衝撃…副審候補の1人がマドリーに有利な判定を強要されたと訴え

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 11月21日に行われるレアル・マドリーバルセロナのクラシコを前に、スペインに衝撃が走っている。審判団に含まれる可能性のある副審が、マドリー側に有利な判定をするようにとの圧力がかかったとして訴えに出た。

 スペイン『エスポルティ』や『コペ』『マルカ』などが伝えたところ、クラシコの副審候補3名に選ばれているうちの1人が、20日に弁護士を通じてスペイン検察の反汚職局に告発していたとのこと。現在、反汚職局はこれを受理するか検討している模様だ。

 スペインメディアによれば、告発者は9月末に開かれた審判団の集まりで意図的に議論を呼ぶようなジャッジをするように強要されたという。「バルセロナに損害を与える」提案があり、さらに「審判団内部の人間」から「主審が判断の難しいジャッジをするより、副審が行った方がいい。主審はメディアの的になって論争を巻き起こす可能性があるので、大きな支配下で従わざるを得ない」と告げられたとされている。

 また『コペ』では、この副審に強要したのは審判技術委員会のホセ・アンヘル・ヒメネス・デ・モラレス氏ではないかと推測されている。

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